当院の補聴器外来は
- 補聴器適合判定医・補聴器相談医の資格を持つ院長
- 音声治療や聴こえの治療に携わる言語聴覚士
- 芦屋を中心に補聴器専門店4店舗を経営する認定補聴器技能者であり、リハビリテーションに非常に力を入れている太田氏
三者がタッグを組んで治療にあたります。
当院の補聴器外来は
三者がタッグを組んで治療にあたります。
まず1つめは「補聴器をその方の聴力に合わせてフィッティングする」ということです。
聴こえに違和感がある場合や、聞こえづらくなった患者さんを診察します。
診察にあたっては症状や状態に応じて聴力検査、語音検査などの検査を行い聴力の状態を診断します。
診断の結果、補聴器の適応がある場合は補聴器外来のご予約をお取りいただきます。
検査結果を基に言語聴覚士と認定補聴器技能者が、まず現在の聴力の状況や補聴器について詳細に説明します。
さらに電池の入れ替え方や補聴器装用の方法など丁寧に説明を行います。その後、患者さんお一人お一人の聴力に合わせてフィッティングを行います。
フィッティングが完了した後は実際の生活で試していただきながら、“脳の言葉の聞き取り能力“回復を待ちます。
(この時点で補聴器の購入を決める必要は全くありません。当院では通常3か月の貸し出し期間を設けております。ご自身に合わないと感じた場合には補聴器の購入をしなくても構いません。院長が責任を持ってキャンセルをしますので遠慮なくおっしゃって下さい。)
院長が診察をした上で、言語聴覚士・認定補聴器技能者が試していただいている補聴器のフィッティングを行います。
補聴器を使用していることで、脳に適切な音が入っているかも適時検査を行います(補聴器適合検査)。
補聴器外来にお越しいただく度にカウンセリングを行い、日常生活での使用感も確認しながら補聴器の調整をします。
試聴期間である3ヶ月の間に4〜6回程度のカウンセリング、フィッティングを行います。
ダイアテック社製 補聴器フィッティング関連複合機
アフィニティーコンパクト
試聴期間の目安はおおよそ3ヶ月です。
補聴器を装用して3ヶ月経過すると、“言葉を聞き取る”脳の能力が徐々に改善してくるからです。
多くの方は補聴器の装用効果を実感される時期だと思います。
逆に3ヶ月視聴しても雑音が気になって仕方ない方には補聴器を勧めない可能性があります。遠慮なく院長・スタッフに意見を言って下さい。
院長が診察をした上で、聴力検査の結果や補聴器適合検査、使用感をもとに言語聴覚士・認定補聴器技能者が補聴器を調整します。
老人性難聴の場合は病気や事故などの突発的な事象が無い限り急激に聴力が低下することはまれですので、購入後安定していれば半年ごとに来院いただくと良いでしょう。補聴器の寿命は概ね5年ですが10年以上使えている方もいます。ぜひ豊かな補聴器人生をエンジョイして下さい!